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My Hair is Badの歌詞は実話? 椎木知仁が語る、書くことへの思い

12/5(火) 7:10配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。木曜はいきものがかりの水野良樹とお送りしています。11月30日(木)のオンエアでは、水野とMy Hair is Badの椎木知仁さんの対談を模様をお届けしました。

アルバム「mothers」の収録曲もそうですが、椎木さんの歌詞に女性がよく出てくることに、水野は注目しました。椎木さんによると、今まで曲を作ってきて、最も得意なのが「個人的なラブソング」だということに、この1~2年で気付いたそうです。

水野:椎木さん自身が曲を作る理由は?
椎木:理由はわからないけど、文章を書くのがすごく好きで、ツイッターも日記も、書くことが好きで、それが活きてます。
水野:思っていることを表に出したいというか、形にしたいという気持ちが強いということですか?
椎木:1行あったら、それを20行や30行にするのが得意で、小さいところから想像や妄想していくのが好きです。

水野は“1行を膨らませていく”ということが気になるようで、さらに詳しく聞きました。

水野:椎木さんが誰かを好きな気持ちと、僕が誰かを好きな気持ちは、同じ「好き」という言葉で表せるけど、全然違う気持ちじゃないですか。僕は、歌を作る時に、「好き」っていう言葉でみんなが表す感情がどれでも結びつくように、あえて細かく言わないんです。でも、椎木さんは「好き」の2文字で表せることを繊細に書いたり、もっと膨らませて書いたりしますが、その気持ちってどういうものなのか、興味があります。
椎木:ジリジリ書くのが好きなんですけど、水野さんが書くような強烈にキャッチーな曲にも憧れがあって。実は「mothers」ではあまり書ききらない曲も挑戦してて、それがどのように受け取ってもらえるか…不安なんです。

とのことで、水野は興味深く聞いていました。歌詞に関する話を聞いたところで、次はメロディの話になりました。

水野:曲は、言葉から先に作りますか?
椎木:トラックの上に歌を乗せていくようなスタイルが多くて、ポエトリーな部分もあって、自分では 歌が得意じゃないと思っていて、それでも印象に残らないといけないから、最初は“逃げ”から編み出したんです。

曲はツアー中も作ることがあるそうですが、椎木さんはパソコンにあまり詳しくないそうです。骨組みは椎木さんは作るものの、三人で集まって作るのだとか。「最初は友達みたいな存在だったんですけど、最近は『二人がいないと俺も活きないし、三人じゃないとMy Hair is Badじゃない』というのは改めて感じます。僕が褒められることが多かったけど、二人がいるからこういうバランスでできるんだと思います」と、ほかの二人のメンバーへの感謝を語りました。

さらに、椎木さんが書く詞が実話なのかどうか、という話になりました。

椎木:実話で作っている曲があって、その曲が赤裸々だということで評価してもらってるけど、「そんなことでは終わらないぞ」と思っていて、このアルバムでは、自分の話じゃないっていう曲もできるっていうことをやり始めたアルバムです(笑)。
水野:だからこそ、実話っぽく思えるのがいいですね。
椎木:なるほど!

最後に、椎木さんにとって「グッドミュージック」とは何かをお聞きしたところ、「直感で好きって思えるもの。10年経っても、15年経っても、好きなものは好きなんだと思います」という答えが返ってきました。

対談が終わって、水野に椎木さんの印象を尋ねたところ「想像していた以上に素直で純朴」だったそうです。「歌詞のイメージが先行していて…どこかで演じてしまっているのではないかと、うがった見方をする時があるけど、彼の場合は真っ直ぐで、言葉を編むことが大好きだという気持ちが伝わってきました」と語りました。

【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
放送局:J-WAVE(81.3FM)

最終更新:12/5(火) 7:10
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