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生徒が国家予算考え、財政学ぶ 山口市

12/5(火) 14:02配信

宇部日報

山口財務事務所が中学校で初の特別授業

 山口財務事務所の特別授業は4日、山口大付属山口中で開かれた。3年生131人が、2020年度の国家予算を考え、財政の仕組みやその大切さを学んだ。県内中学校では初めて。

 講師は同事務所総務課の北山直哉企画係長。生徒たちは3、4人で班をつくり、各班が目指す日本の未来像に沿って予算を考えた。高齢化や少子化対策といった重点の違いはあるが、多くの班が社会保障を重視する大きな政府を目指した。自己負担をほぼゼロにする「超巨大な政府」をテーマにした班は、100兆円ある予算のうち医療に最大の30兆円、次に介護・年金に18兆円、公共事業に10兆円を振り分けた。

 生徒たちは予算配分について「人口減少が問題になっているが、子どもを増やすのは難しいと思う。高齢者に長生きしてもらうことで、人口をキープできるのではないか」と知恵を絞り、「財源は借金ではなく、増税や社会保険料を増やすことで賄う」とした。北山企画係長は「授業をきっかけに、少しでも政治や選挙などに関心を持ってほしい」と話していた。

最終更新:12/5(火) 14:02
宇部日報