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先祖敬い、早朝に墓参 旧暦の壬戌にウヤンコー 鹿児島県喜界島

12/5(火) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県喜界島の19集落で1日、「ウヤンコー(高祖祭)」があった。日も昇らない午前5時すぎ、住民らが供え物を手に墓参りし、電灯と線香の明かりの下、先祖に手を合わせた。

 荒木集落でも早朝から大勢の人が墓地を訪れ、線香の束を持ち、本家の墓前から親戚の墓にあいさつをして回った。「まありまあり(久しぶり)」「元気だったね」といった会話が聞こえてきた。

 鹿児島市に住む鎌田覚さん(70)は「20年ぶりにウヤンコーに参加した。薄暗い中、声で誰かを判断するのが面白い。先祖にあいさつできたのも、シマの人と会えたのもうれしかった」と話した。

 ウヤンコーは先祖祭りの一つ。喜界島では旧暦9月以降、最初の壬戌(みずのえいぬ)の日、主に島の西側にある集落で行われ、集落によって墓参りの時間が異なる。この日に合わせて帰島する人も多い。

奄美の南海日日新聞

最終更新:12/5(火) 13:00
南海日日新聞