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児童ら“千葉氏給食”に舌鼓 ゆかりの岩手産食材活用 特別メニュー提供

2017/12/5(火) 9:16配信

千葉日報オンライン

 千葉のまちを築き上げたとされる豪族「千葉氏」を子どもたちに知ってもらおうと、千葉市教委は、千葉氏とゆかりの深い岩手県の特産物を取り入れた特別給食を小中学生らに提供している。4日は美浜区の市立磯辺第三小学校などで振る舞われ、同校では全校児童約370人が“千葉氏給食”に舌鼓を打った。

 市教委は現在の千葉のまちが誕生してから900年を迎える2026年に向け、子どもたちの郷土愛を育もうと、昨年度から千葉氏にちなんだ給食を考案している。2回目の今回、取り上げたのが岩手県。鎌倉幕府の創設に貢献した千葉常胤は源頼朝から全国各地に領地を与えられ、同県一関市や花巻市、陸前高田市もその一つに当たる。

 特別給食のメニューは同県の特産品をふんだんに活用。同県三陸沖で多く水揚げされるサンマのスパイス揚げに、こちらも三陸沖で養殖が盛んなわかめのおひたしを用意した。さらに、練って固めた小麦粉を野菜と一緒に煮込む一関市の郷土料理「ひっつみ」を準備した。

 同校の児童は「思ってたよりおいしい」と、10分ほどで給食をペロリ。鍋の前にはおかわりを求める列ができていた。6年の斎藤すずさん(12)は「千葉の歴史を感じるような味だった」と完食。磯野博貴君(12)は「ひっつみはもちもちしてておいしかった。サンマもカレー風味だった」と満足した様子だった。

 特別給食は21日までに、市内の小中学校や特別支援学校など計169校の児童生徒に順次提供される。

最終更新:2017/12/5(火) 9:16
千葉日報オンライン