ここから本文です

セシウム吸収抑制テーマに議論 福島で農研機構がシンポジウム

12/5(火) 11:55配信

福島民友新聞

 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が4日、福島市でシンポジウムを開き、機構の研究者らが放射性セシウムの吸収抑制対策の今後の在り方をテーマに議論した。
 原発事故を受け、農地では放射性セシウムの作物への吸収抑制のためにカリウム肥料の散布が行われている。カリウム散布に伴うコストや労力が負担となっていることから、セシウム濃度や作物への吸収リスクに応じた適正な散布について議論しようと開催。カリウム肥料による抑制効果が低い農地について、その要因も考えた。
 農研機構東北農業研究センターの藤村恵人氏は、稲への吸収対策について発表。セシウム低減に必要なカリウム肥料の量を推定する方法について語ったほか、カリウム肥料を用いても効果が低いケースがあることについて「一般とは異なる土壌条件の解明が必要だ」と指摘した。

福島民友新聞

最終更新:12/5(火) 11:55
福島民友新聞