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発射台は運用可能に近い状態?北朝鮮、SLBMの開発も着々と進行か

12/5(火) 13:30配信

AbemaTIMES

 米軍およそ1万2000人と最新鋭のステルス戦闘機「F22」「F35」、グアムに配備されている戦略爆撃機「B-1B」など米韓合わせて約230機が参加し、過去最大規模となった米韓合同軍事演習「ビジラント・エース」。核やミサイル施設への攻撃能力を示し、北朝鮮をけん制する狙いがある。これに対し北朝鮮は強く反発、4日付の労働新聞では「戦争の雰囲気を鼓吹する無謀な挑発行動。絶え間ない挑発行動には、無慈悲な報復が行われることを心に銘ずべきだ」と威嚇している。

 北朝鮮の動向が注目される中、アメリカの北朝鮮研究グループ「38ノース」が北朝鮮西部にある造船所の衛星写真を公開した。先月3回にわたり撮影されたこれらの写真を分析すると、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の実験に使用される発射台が運用可能に近い状態であるととがわかり、これまでSLBM発射実験を繰り返してきたのは東部の新浦沖だけでなく、西部の南浦でも準備が進んでいることが判明した。

 北朝鮮のSLBMをめぐっては、一昨年の5月、「北極星1」の発射に成功したと報じられたのが最初で、去年の7、8月には新浦沖発射実験を行っているが、今年に入ってからはゼロだった。

 そもそもSLBMとは「Submarine-Launched Ballistic Missile」の略語で、地上から発射するのではなく、海中の潜水艦から発射することが出来るミサイルのこと。北朝鮮が開発を進めるSLBMの大きさは10mほどと言われており、先週発射されたICBM「火星15号」の半分くらいの大きさだ。小型のため飛距離は短くなるが、核弾頭を搭載することも可能だ。これまで北朝鮮が発射したミサイルは地上からの発射だったため、衛星などによる監視も可能だったが、潜水艦はまさに“隠れたミサイル発射基地“。監視や迎撃が難しく、国際社会の新たな脅威になると指摘されている。北朝鮮のSLBMについて、防衛省は射程1000km以上と推定している。

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最終更新:12/5(火) 13:30
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