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映画史に残るロボット、約6億円で落札される

12/5(火) 23:10配信

ギズモード・ジャパン

R2-D2やターミネーターが銀幕に登場するよりもずっと前に、1965年の映画『禁断の惑星』にはロビーというロボットが登場しました。ロビーで描かれたロボット像はアイコニックで、後世に多大な影響を与える存在となりました。先日、そんなロビー・ザ・ロボットのコスチュームがニューヨークでオークションにかけられ、なんと537万5000ドル(約6億円)という高値で落札されたのです。

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Bonhamsが開催したこのオークションにより、ロビー・ザ・ロボットは史上2番目に高額な映画の小道具となりました。史上最も高額な小道具は1955年の映画『七年目の浮気』のマリリン・モンローの白いドレスで、6年前のオークションでは552万ドル(約6.1億円)で競り落とされています。

ロビーのようなロボットは今の時代であれば、モーションキャプチャー・スーツの中に役者が入って演じられ、コンピューターグラフィックスで仕上げるものでしょう。しかし1956年当時はMGM(『禁断の惑星』の配給会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)社内の小道具部門でプラスチックや金属、ゴムなどから、ジャイロスコープやライトなど近未来的に見える部品がついた3パーツ構成のコスチュームを作ったのです 。

ロビーの動力は5つの12ボルト直流モーターで賄われており、そのためコスチュームは120ポンド(約54キロ)もの重さで、中に入っていた屈強なスタントマンが撮影中に何度も休憩を挟むほどでした。演者が衣装を全部脱がなくても休憩できるように特別な装備まで作られたほどです。

1956年当時、ロビー・ザ・ロボットの製作費はおよそ10万ドル(約1,100万円)かかっており、現在で言うと1つの小道具を作るのに100万ドル(約1.1億円)近くを費やしたことに等しくなります。ひどく値は張りましたが、『グレムリン』や『トワイライト・ゾーン』、『Mork & Mindy』そして『ロスト・イン・スペース』など数えきれないほどの映画やTV番組にロビーを出演させたことで、MGMは長い年月をかけて十分に元を取ったわけです。

今回落札されたロビーのコスチュームは元々1970年に個人収集家に買われハリウッドをテーマにした美術館に展示されていましたが、1979年には別の収集家が手に入れ、スペア部品を使ったり、手やドーム部分はオリジナルの部品からレプリカを作り直したりして元々の状態へと修復されたのでした。新しい持ち主は展示する予定なのか、それとも個人の収集物にしておくのか…まだコメントはありません。



Image: Bonhams
Source: Bonhams via New Atlas
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]

(たもり)