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あふれる空手愛、流派超えた信頼 フォルタさん夫婦、米国で普及に貢献

12/5(火) 5:30配信

沖縄タイムス

 【てい子与那覇トゥーシー通信員】11月にバージニア州で開かれた沖縄空手指導者派遣事業・第1回沖縄空手国際大会キャラバンセミナーで、同州オークトン市在住のネスター・フォルタさん(64)がコーディネーターとして大活躍した。フォルタさんは上地流八段。イベントの印象を「空手流派の異なる範士から修行できる、ユニークで異例なチャンス」と振り返った。

 フォルタさんは米国家公務員の土木技師として29歳の時に沖縄へ転勤。米軍基地に滞在した5年間、宜野湾・普天間で伝統空手上地流の修行を積んだ。

 米国に戻り、フェアファックス地域で17年、空手を指導。妻のまゆみさん(56)=旧姓岸本=は那覇出身だ。まゆみさんは、30代でワシントンDC沖縄会の会長を務め、現在は同会の文化部長や県の民間大使としても活動している。2人の子どもで双子のコウイチさん(22)とナオミさん(22)も空手に親しむ空手ファミリーである。

 このセミナーの調整役を任されたフォルタさんは、人脈と空手家としての実力が認められ、多くの参加者たちから「素晴らしかった。続けてほしい」と握手を求められていた。

 参加者の20%が18歳以下で、性別では75%が男性、25%が女性だった。流派では小林流が41%、上地流35%、一心流9%、剛柔流5%、そのほか10%だった。

最終更新:12/5(火) 5:30
沖縄タイムス