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石垣市長脅迫事件:起訴された市議出席で議会混乱

12/5(火) 13:25配信

沖縄タイムス

 石垣市議会(知念辰憲議長)は12月定例会開会日の4日、中山義隆市長を脅し市有地貸し付けなどを求めたとして職務強要罪で起訴された市議の今村重治被告が出席し、与党市議らが対応を協議するため退席するなど一時空転した。開会は予定より4時間近く遅れ、議会運営委員会の決定を受け知念議長が今村氏に出席自粛を求めた。

 今村氏は記者団に起訴内容を改めて否認した上で「公選職なので議会に出席するのは議員の義務」などと今後も出席する意向を示した。一方、知念議長によると同罪で起訴された市議の伊良皆高信被告からは欠席すると報告があった。

 開会は午前10時の予定だったが、与党側は控室で市長も交え対応を協議。議運で「事件関係者が対峙(たいじ)しては議会運営上支障がある」などと主張した。野党側は「(公判前で)罪が確定しない段階で出席を止める権利はない」などと指摘したが、与党の賛成多数で自粛を求めることを決めた。

 今村氏は市内でのゴルフ場建設計画を巡り、ほかに起訴された3人と共謀し市長に名誉や職務に危害を与えるような脅迫をしたとされている。逮捕後、健康上の理由で釈放されていた。

 今村氏は「(市長に)怪文書を見せて職務強要したとの報道もあったが、それもない。取り調べでも明らかだ。公判ではっきりさせる」と述べた。

最終更新:12/5(火) 13:25
沖縄タイムス