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中国・重慶 コーヒー取引の一大集積拠点に成長

12/5(火) 15:15配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国最大のコーヒー現物電子取引規模を誇る重慶市(Chongqing)で初めての重慶両江国際コーヒー文化祭が、このほど行われた。日本、ベトナム、韓国などからの参加者が、今後の協力体制などについて話し合った。

 2016年6月に取引プラットフォームの重慶コーヒー交易センター(Chongqing Coffee exchange Center)をオープンさせるなど、同市での累積取引額は120億元(約2026億円)を突破している。

 重慶珈琲交易中心の彭德(Peng De)CEOによると、中国はコーヒーの消費量・市場ともに大きいが、コーヒー産業の発展が遅れ、人材や技術、金融面でのサポート不足など弱点に対応するため、総合的サービスプラットフォームが必要とされていたことから、総合的サービスプラットフォームの役割を果たす同センターが整備されたという。

 中国最大のコーヒー電子取引プラットフォームであると同時に、貿易、関連産業への融資、取引決済などの機能を備えている。

「中国では唯一、政府に承認された金融決済機能を持つコーヒー取引センターだ」と彭德CEOは誇らしげに話した。

 コーヒー交易センターは、重慶に近く、中国最大のコーヒー産地である雲南省(Yunnan)に恩恵をもたらしただけではなく、世界のコーヒー生産量の3分の1を占める東南アジアにとっても有益だ。また、重慶市は「一帯一路(One Belt One Road)」戦略の長江経済帯と接続している立地であり、コーヒーの物流と金融支援にも有用だ。

 重慶市はこの1年ほど、長江(揚子江、Yangtze River)のゴールデン航路や中国―ヨーロッパ(重慶―欧州)列車、東南アジアのアセアン国際道路などの輸送路を利用して、コーヒーの物流を行っており、中国産や東南アジアのコーヒーを重慶経由で欧米市場に輸出している。同時に、重慶市は中国のコーヒー貿易、加工と物流の重要な集散地にもなっている。

 重慶コーヒー広域センターは、大口コーヒー原料電子取引プラットフォームである「コーヒーモール」を運営しており、また、コーヒー消費者向けプラットフォームである「コーヒー商の谷」がある。現在、同センターの会員企業は300社超で、ドイツ、日本、ベトナムなど海外の企業は約40社。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。