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15件のロボット内視鏡手術の保険適用を提案 - 外保連

12/5(火) 22:40配信

医療介護CBニュース

 「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)は5日、東京都内で記者懇談会を開き、「外保連試案2018」のポイントを示しつつ、18年度診療報酬改定に向けた要望を紹介した。胃の悪性腫瘍手術など15件のロボット支援下内視鏡手術の保険適用のほか、手術・処置の「休日・時間外・深夜加算」の施設基準の緩和を求める。【大戸豊】

 外保連試案2018には、3507件の術式が収載されている。16年試案と比べ、新規術式は172件あった一方、51件の術式が破棄された。前回から手術時間が短縮される術式は154件ある一方で、長くなる術式は267件ある。外保連は時間が延びた理由として、胸腔鏡、腹腔鏡下手術が一般的になり、内視鏡手術の適応から外れたものが開胸、開腹手術にシフトしたことなどを挙げている。また、前回まで手術試案に掲載されていた61の術式が内視鏡試案に移行している。

 外保連では、すべての外保連術式に手術基幹コード7桁(STEM7)を付けている。整形外科、形成外科、皮膚科の領域については、コードを部位別に細分化すると術式数が膨大になるため、未整備の状態だったが、今回は細分化した。

 また、18年度診療報酬改定に向けて、データ提出加算で提出を求めているデータで、手術分類(Kコード)にSTEM7を併記する欄を設け、データを収集することが固まっている。

 岩中督会長は、今回STEM7が初めて診療報酬上の術式の番号に併記されたとし、基本的には2、3回の改定を通じて、STEM7に診療報酬点数表を置き換えていくことだと説明した。

外保連記者懇談会資料より

■手術・処置の「休日・時間外・深夜加算」の要件緩和を
 外保連は18年度診療報酬改定に向けて、手術・処置の「休日・時間外・深夜加算」の施設基準の緩和を求める。16年度改定でも、同加算の基準は緩和されたものの、算定病院は増えていない。

 外保連では14年度診療報酬改定で同加算を取得できなかった684病院にアンケートを行ったところ、有効回答した338病院のうち、16年度改定で加算が取得できたのは14病院で、残り324病院が未取得だった。特に「毎日の当直人数が6人以上」の要件が、地方の公立病院などでの取得を難しくしていることから、外保連では、要件の緩和を求めていく考えだ。

CBnews