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〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは反発(5日午前)

12/6(水) 1:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】5日午前のニューヨーク株式相場は、売り買いの決め手となる材料に欠ける中、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比3.20ドル高の2万4293.25ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同39.92ポイント高の6815.29。
 米下院は4日、上院が2日に税制改革法案を可決したことを受け、先に通過している下院案との相違を調整する両院協議会の設置を賛成多数で決定した。両院案で異なる法人税率(現行35%)の20%への引き下げ時期が焦点となる。上院も週内に同様の措置を採決する見通し。両院案の一本化に向けた調整は難航する可能性があるものの、年内の改革実現に向けて少しずつ前進していることから、税制改革実現への期待が株価全体を下支えしている。また、この日はハイテク株に買い戻しが入っていることも支援材料。
 ただ、米サプライ管理協会(ISM)が午前に発表した11月の米非製造業景況指数(NMI)が57.4と前月の60.1から低下し、市場予想(ロイター通信調べ)の59.0も下回ったことから、相場の上値を抑えている。
 個別銘柄では、投資判断が引き上げられたスナップが9.5%高。投資判断と目標株価が引き上げられたマクドナルドは2%高。映画館運営のリーガル・エンターテインメント・グループが9.1%高。同業の英シネワールド・グループがリーガル・エンターテインメントを36億ドルで買収するとの報が好感された。一方、住宅建設大手トール・ブラザーズは8.3%安。8~10月期決算で増収増益となったものの、いずれも市場予想を下回った。利益率が低下するとの見通しを示したことも圧迫材料。

最終更新:12/6(水) 2:28
時事通信