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中国人の富豪、オークションで狙うものとは?「仏像」人気、その理由 転売で「とんでもない額」に

2017/12/7(木) 7:00配信

withnews

 ネット上のオークションサービスが人気ですが、今も、リアルなオークションは開かれています。特に日本のオークションには、中国人バイヤーが多く参加しています。意外と静かな会場の理由、手に汗握る瞬間、中国人の富豪が求めるものとは……。オークション会場からは日中の結びつきが、経済や文化まで浸透している様子が見えてきました。

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目立つ中国人バイヤー

 日本で開かれる実際のオークション会場で働いたことがある中国人に話を聞きました。

 オークションは年に数回、毎回3、4日は開かれています。いくつかのセッションに分けており、ジャンルによって出品されるものも違うそうです。

 ジャンルで多いのは骨董品、その他、宝石や書画なども。

 顧客で目立つのは中国人バイヤーです。

 オークションというと高価な品物を想像しますが、出品される数は数千点もあり、中には1万円程度の「宝石」「毛皮」もあるようです。

中国で人気の仏像

 目玉の品物は、値段がどんどん高くなります。

 有名な書家の作品、掛け軸、仏教の経典、大型の象牙製品などは、億単位になることも珍しくありません。

 会場で目立つ存在の中国人バイヤーは、どんなものを求めてきているのでしょうか? 最近、人気なのは仏像だそうです。

 来日5年目で、オークション会場で勤務したことがある張さん(女性・31歳)は「現在、中国で仏教信仰が回復し、仏像を家で拝む裕福な家庭や仏像を会社に置くビジネスマンが増えています」と説明します。

 裕福な家庭や会社の経営者ほど、「仏様」が家族や会社を見守ってくれると信じられているようです。

 高いものだと数百万円の仏像が取引されるそうです。

 また、高級な家具も人気です。

 張さんは「紫檀木や黄梨木のいわゆる骨董家具が人気です。中国ではなかなか本物が少なくっていますから」と話します。

 家具は、100万円から数百万円に達するものも少なくないそうです。

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最終更新:2017/12/7(木) 7:00
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