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M―1優勝・とろサーモン 地元・宮崎で“第2の東国原”になれるか

2017/12/6(水) 11:10配信

東スポWeb

 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2017」で優勝した「とろサーモン」(村田秀亮=38、久保田かずのぶ=38)の“M―1特需”が止まらない。優勝から一夜明けた4日、2人は早朝からのテレビ番組出演などでフル回転。この活躍に2人の地元・宮崎県も沸いた。宮崎県を全国にPRした人物といえば東国原英夫前県知事(60=現タレント)が有名だが、とろサーモンには“第2の東国原”と期待が集まっている。

 とろサーモンは4日、朝から情報番組などに出ずっぱりで、東京・新宿の劇場で優勝報告した際には、観客から大きな拍手で祝福を受けた。

「マネジャーの電話は鳴りっぱなしで、スケジュール調整が大変だそう。実力はあるので、各番組をご祝儀で“1周(1回出演)”した後も定期的にオファーがあるでしょう」(お笑い関係者)。15年間の下積みが一気に花開いた。

 そんな2人は宮崎への地元愛が非常に強い。優勝直後に行われた会見で、賞金1000万円の使い道について村田は「地元に銅像を建てたい。宮崎空港に温水(洋一)さんの銅像があって、それを挟むように、とろサーモン銅像を建てたい」と明かしたほど。

 地元・宮崎では放送局の関係上、M―1が生中継されていなかったが、早くも県には問い合わせが殺到しているという。

 宮崎県の観光経済交流局・オールみやざき営業課の広報担当者は「とろサーモンさんには、宮崎県の魅力をPRしていただきたいとの思いから『みやざき大使』を平成19年に委嘱しており県としても、とろサーモンさんのご活躍を期待していたところです。今回、長年のご苦労が実を結び、とろサーモンさんが優勝されたことについて本当にうれしく思っています」と地元出身の王者誕生に祝福コメントだ。

 とろサーモンがぶち上げた「銅像建設」については「県としても話題性の高い観光スポットとして歓迎いたしますが、実際の設置場所となる宮崎ブーゲンビリア空港さんとの協議が必要になると思います」と慎重な姿勢を示し「それ(銅像建設)以外の方法でとろサーモンさんと一緒になって宮崎県を盛り上げていくことができたらと思っております」と今後、宮崎県関連の仕事が増えそうな気配だ。

 お笑い関係者は「M―1王者でいえば、サンドウィッチマンがいい例。宮城県出身の2人は地元愛が非常に強い。タレントの知名度も生かして、いまや『宮城県の顔』にまでなっている。宮崎県はこれまで、東国原さんのイメージが強かったが、いまは知事も辞めて東京で活動している。今後はとろサーモンが『宮崎県の顔』になれる可能性は十分にある」と指摘した。

 2007年から11年まで宮崎県知事を務めた東国原氏は、就任後に旋風を巻き起こして全国に宮崎県の名産などが知れ渡った。その東国原氏も自身のツイッターで「宮崎出身の一人として誇りに思う。心から『おめでとう』と言いたい」と、とろサーモンを祝福している。

 新しい“宮崎県の顔”として、とろサーモンの凱旋帰郷も近そうだ。

最終更新:2017/12/6(水) 11:10
東スポWeb