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男子賞金王争いより女子のファイナルQT!? メディア対応がイマイチなのは誰のせい

12/6(水) 16:56配信

夕刊フジ

 【SPORTS BAR】

 師走…。月がかわったとたん、すごい寒さがやってきた。先週、東京・多摩丘陵に行った。都心より冷え込みが厳しい。男子ゴルフ最終戦「日本シリーズJT杯」の取材、今年の賞金王が懸かる。その瞬間は見たい。

 ゴルフは屋外取材である。ま、ほとんど暖かいプレスルームに籠もっていたけど、今年初めて“パッチ”を履いた。暖か~い。60歳超えゆえ許してもらいたい!?

 で、今年の賞金王は宮里優作。最終日に62のビッグスコアを出し、見事な逆転劇でした。心から祝福いたします。けど、そこに至るまでは…。

 実は2日目の金曜日のこと、宮里優は最終18番(パー3)で何と4パットのダブルボギー。その瞬間、“首位”から8位タイにまで陥落した。するとメディア・ルームにいる多くの報道陣からため息が漏れたのです。

 「優作で書こうと思っていたのに、ったく…」

 構想が崩れるサマがありました。ま、そんな土壇場変事は、この世界では日常茶飯事でありますが、やはり無念…。で、多くのゴルフ記者たちが“熱視線”を送るイベントがありました。

 女子ゴルフのQT(最終予選会)。来季のシード権を漏れた選手たちによるサバイバル戦です。

 「女子(ゴルフ)のQTはどう? えっ? 原江里菜が落ちたって? 藤田光里も…。新人の勝みなみは大丈夫なんだ。うん、そっちの方が、ネタ的に面白いねぇ、マジで…」

 ビジュアル系新人・新垣比菜の45位には「微妙だけど、ま、結構試合には出られそうだね」とワイワイ。同じ日に遠く関西(兵庫・有馬CC)での開催に話題騒然。男子会場にいながら女子を語る記者が多かった。

 グレードの高い男子の試合より、女子2軍戦の“入れ替え戦”が興味津々!? 現実に、翌日のスポーツ紙では、男子より2軍女子が大きく扱われていた。男子ツアー機構の関係者に“女子上位”を話した。すると…。

 「面目ないです」と下を向き、「これが現状っていうか、けど男子のゴルフはすごいんですけどねぇ…」と口ごもった。技術的には、男子は天と地ほど凄いけど、どこか愛想もなければ、メディア対応もイマイチ…。組織の教育なのか、それとも個人の人間性の問題なんですかねぇ。

 ところで、女子最終QTで拙稿イチ押しの江澤亜弥プロが大健闘、来年ツアーに復帰する。渡辺彩香、辻梨恵と同じ埼玉栄出身の“高校日本一メンバー”で実力あります。乞うご期待!! ン? 関係ない? トホホホ…。(産経新聞特別記者・清水満)

最終更新:12/6(水) 17:12
夕刊フジ