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<岩泉町長>「記者にわいせつ行為」岩手日報が抗議

12/6(水) 11:40配信

毎日新聞

 岩手日報社(盛岡市)は6日、同社女性記者が岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)からわいせつ行為を受けたことを明らかにした。

 同社によると、伊達町長は今年10月中旬の早朝、町内に宿泊していた女性記者の部屋を何度もノックした。記者がドアを開けると、部屋に入り無理やり抱きつき、複数回キスをした。記者はその後精神的ショックで休職状態にあり、刑事告訴も検討している。同社の抗議に対し伊達町長は、抱きつき行為は認めたがわいせつ目的を否定し、幻覚や幻聴があったなどと説明しているという。

 伊達町長は6日午前に開会した12月町議会本会議の冒頭で「トラブルを起こして申し訳ない。町民に深くおわびする」と謝罪したが、報道陣の取材には応じなかった。同日午後に記者会見を開くとしている。周辺には「ハグしたが、キスはしていない」と話しているという。

 岩泉町は昨年8月の台風10号豪雨で、高齢者グループホームの入居者9人が亡くなるなど関連死2人を含む23人が死亡し、最大の被災地となった。伊達町長は10月下旬から、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を理由に盛岡市内の病院に入院し療養していたが、5日から公務に復帰。周辺には「台風10号豪雨災害の対応で心労が重なっていた」と説明していた。

 伊達町長は1999年に初当選し、現在5期目。【小鍜冶孝志、三瓶杜萌、鬼山親芳】

最終更新:12/6(水) 19:36
毎日新聞