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阪神・高山にチーム内から辛らつな声「守備力向上あきらめろ」

12/6(水) 16:45配信

東スポWeb

 今季不振に泣いた阪神・高山俊外野手(24)が5日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、200万円減の年俸3800万円でサインした。

 昨年は球団の新人最多安打記録(136安打)を達成し、セ・リーグ新人王を獲得したものの、今季は慢性的な不振で二軍落ちも食らうなど打率2割5分、6本塁打、24打点と散々。見事なまでに“2年目のジンクス”を味わった男は「いろいろ経験した1年だった。反省する点はいくつかある。(二軍落ちしている時に)テレビで(一軍の)阪神戦を初めて見て不思議な感覚だった。成績が落ちたんで来年はもう一生懸命やるしかない。具体的な目標? 全部ですよ。守りも含めてやらないといけないことは全部です」と鉄仮面の表情でリベンジを誓った。

 走攻守のレベルアップを自らに課した高山の心意気は良し! だが、チーム内からは「守備力の向上はあきらめろ」との辛らつな声も出ている。今季は2失策ながらも記録に表れない拙守を連発してきた。ある球団幹部は「残念ながら来年も守備がうまくなるとは思えない。高山は打撃、守りと無理に二兎を追わずに打つことだけに専念すればいい。もともと、守備からリズムを作る選手じゃないし、打撃からリズムを作れる選手。それを意識した方がいい。今年は打率だけでなく大きい一発も増やそうと目指したことで失敗しただけ。守りよりも打てば今の監督は使ってくれる」と忠告。ザル守備返上に躍起になるよりも、自慢の打撃力を一番に磨きをかけることが「生きる道」だというわけだ。

 3年目の来季は取り巻く環境もさらに厳しくなっている。この日は今季自己最多の133試合に出場し、チームトップの20本塁打をマークした成長株の中谷将大外野手(24)も契約更改に臨み、谷本球団本部長から「本塁打数だけでなく守備、走塁面での貢献も大きかった」と高評価されて3倍増の年俸3800万円でサイン。「レギュラーというのはコロコロとポジションが変わるもんじゃない。一つを極めて、そこを渡さないという気持ちでやる。打つ方は3割も目指してやる」と今年の一塁併用ではなく、外野一本でのレギュラー取りを宣言した。

 すでに外野については金本監督が福留、糸井の開幕スタメンを確約しているありさま。高山もよほどの決意でやるしかない。(金額は推定)

最終更新:12/6(水) 16:45
東スポWeb