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国連、北と核問題協議 事務次長、異例の訪朝

12/6(水) 7:55配信

産経新聞

 【トロント=上塚真由】国連事務次長のフェルトマン政治局長が5日、北朝鮮の首都平壌を訪問した。国連は、フェルトマン氏が8日まで滞在し、平壌で李容浩外相ら政府高官と会談すると発表。国連は北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐり、緊張緩和への糸口を探りたい考えで、金正恩朝鮮労働党委員長との会談が実現するかも焦点となる。

 フェルトマン氏は米国務省出身。国連のドゥジャリク事務総長報道官によると、李氏が国連総会出席のためニューヨークを訪れていた今年9月に北朝鮮側から「政治対話」をしたいと提案があり、11月末に訪朝が決まった。ドゥジャリク氏は「双方の関心事や懸案について協議する」とし、詳細な内容については言及を避けた。

 フェルトマン氏は4日までに北京入りし、中国の李保東外務次官とも会談。フェルトマン氏は平壌で李外相のほか、朴明国(パク・ミョングク)外務次官と会談することが確定。国連安全保障理事会の決議順守を求めるほか、国連の人道支援活動についても協議するとみられる。

 国連幹部の訪朝は異例で、2010年に当時の潘(基文事務総長の特使として、事務次長のパスコー政治局長が訪問。事務次長としては、11年に訪朝した当時のエイモス人道問題調整官以来となる。グテレス事務総長は北朝鮮問題で、外交的解決を繰り返し強調。今回の結果次第では、グテレス氏が訪朝する可能性もある。

最終更新:12/6(水) 7:55
産経新聞