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米カリフォルニア州で再び大規模な山火事 強風で被害が拡大

12/6(水) 10:54配信

スポニチアネックス

 米カリフォルニア州南部のベンチュラ郡で4日に発生した山火事は、北東から吹き付ける季節風「サンタアナ」の影響で瞬く間に拡大。広域火災はすでに4カ所におよんでおり、ベンチュラ郡近郊だけで2万7000人が避難する事態になった。すでに焼失面積はここだけで東京23区の3分の1に相当する207平方キロに達しており、150以上の建物が延焼。火の手は風速27メートル前後の「サンタアナ」に乗ってさらに広がっている。

 ベンチュラ郡はロサンゼルス市郊外の北西部に位置していて大都市圏周辺での山火事としては最大規模。カリフォルニア州では10月に北部のナパ郡で44人が死亡する山火事が発生したばかりで、家屋の焼失だけでなく、農産物などへの被害は避けられない状況に陥っている。

 ベンチュラ郡一帯ではここ半年間、雨らしい雨が降っておらず湿度も低下。そこに強風が加わって消火活動は困難を極めている。AP通信によれば18万世帯が停電に陥っており学校なども閉鎖。避難所さえ確保できない深刻な事態となった。