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欧米よりアジアで「不安」 国内外風評調査最多は台湾81% 福島県産食品

12/6(水) 10:26配信

福島民報

 東京大大学院と福島大などが今年2月、国内外の約1万2500人を対象に行った県産食品の風評に関する調査で、「県産農産物は不安だ」とした回答は欧米よりアジア圏で多くなった。台湾が81.0%で最多となり、韓国69.3%、中国66.3%と続いた。欧米5カ国は20~50%台だった。調査に当たった関係者は「放射性物質検査により安全性は保証されている」と積極的に情報発信すべきだと指摘している。
 5日に東京都内で開かれた東京電力福島第一原発事故の風評被害に関する懇談会の席上、東京大大学院の関谷直也情報学環総合防災情報研究センター特任准教授が報告した。
 国際調査と国内調査に分け、20~60代の男女を対象にインターネットで実施した。国際調査は日本を含むアジアと欧米の計10の国・地域の計3000人、国内調査は県内外の9489人が回答した。過去に同様の手法で実施していた調査の結果も合わせて公表した。
 国際調査で「福島県の農産物は不安だ」と回答した人の割合は台湾、韓国、中国が上位3位で60%を上回ったのに対し、ロシアは56.0%、ドイツ55.7%、フランス39.7%、米国35.7%、英国29.3%となった。日本は30.3%だった。

福島民報社

最終更新:12/6(水) 13:04
福島民報