ここから本文です

(朝鮮日報日本語版) 釣り船転覆:行方不明者2人の遺体発見、死亡者は15人に

12/6(水) 8:40配信

朝鮮日報日本語版

 3日に仁川市甕津郡の霊興島沖で釣り船が給油船に衝突され転覆、行方不明になっていた釣り船の船長(70)と釣り客(57)が事故から3日目の5日、遺体で発見された。2人が遺体で発見されたことで、釣り船転覆事故の死亡者は15人に増えた。釣り客22人のうち救助された7人は現在、入院中または治療を終えて帰宅している。

 仁川海洋警察署によると、5日午前9時37分ごろ、行方不明者の合同捜索に当たっていた消防士が事故海域から南西に約3.5キロメートル離れた同島竜潭海水浴場の南側干潟で釣り客の遺体を発見した。釣り客は黒のジャンパーとズボンを身に着けたまま、うつ伏せの状態で死亡していた。釣り客の遺体は京畿道始興市内のシファ病院葬儀場に移された。家族に両脇を支えられながら葬儀場に到着した釣り客の妻(69)は「夫がかわいそうで、かわいそうで…」と繰り返し言いながら泣き崩れた。息子(43)は硬い表情で控室に入り、ドアを閉ざした。仁川市甕津郡では今回の事故の遺族にそれぞれ葬祭料500万ウォン(約50万円)を支給することを決めた。

 釣り客に続き、同日昼12時5分には船長の遺体が事故海域から南西に約3.9キロメートル離れた海上で捜索していた海洋警察署のヘリコプターによって発見された。発見当時、船長は赤の上着と黒のズボンを身に着けていた。海洋警察署は救助船を出して船長の遺体を引き揚げ、遺体は仁川市富平区内のセリム病院に移された。

 一方、仁川地検は給油船「ミョンジン15号」の船長(37)と甲板員(46)に対して、業務上過失致死傷と業務上過失船舶転覆の容疑で同日、裁判所に拘束令状を請求した。2人の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は早ければ6日にも行われるものと見られる。