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今年のF1は追い抜きの数が49%減!? 新世代マシンの影響でDRS導入以来最低値に

2017/12/6(水) 8:24配信

motorsport.com 日本版

 F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリは、2017年シーズンの分析データを発表。これにより、20レースでのオーバーテイクが435回にとどまったことが明らかになった。2016年は今季より1レース多い21戦だったが、オーバーテイクは866回記録されており、2017年はオーバーテイクが49%減少したことになる。

2009年ブラジルGP。ジェンソン・バトンを抑える小林可夢偉

 レギュレーションの変更により、2017年のマシンはより幅広となった上、ダウンフォースの増加によりオーバーテイクが減少することが予想されていたが、それが如実に現れたようだ。

 2016年の追い抜き回数は、1980年代から記録が開始されて以来の最高値だった。一方で今シーズンの435回は、2011年にDRSが導入されてからの最低値だ。なお、DRS導入前の2009年は211回と、さらに追い抜きが少なかった(ちなみに2009年は可変フロントウイングを導入するなど、オーバーテイクの促進が図られた年でもあった)。

 今シーズン、1レースで最も多くの追い越しが記録されたのはバクーで行われたアゼルバイジャンGPの42回。最も少なかったのはロシアGPで、わずか1回となっている。

 最も多くのオーバーテイクを決めたドライバーは、レッドブルのダニエル・リカルド。彼はシーズン合計で43回のオーバーテイクを決めた。

 イギリスGPではグリッドペナルティを受け後方からのスタートとなったが、追い上げる過程で13回もの追い抜きをしている。

 リカルドのチームメイトであり、2016年シーズンの最多オーバーテイクを記録(78回)したマックス・フェルスタッペンは、今年は22回となっている。

 レースの1周目に最も多くのポジションアップを果たしたのは、ウイリアムズのランス・ストロールで、36回だった。

Jonathan Noble

最終更新:2017/12/6(水) 8:24
motorsport.com 日本版