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市職員が月245時間残業 13年、過労死ライン3倍超 /習志野

12/6(水) 10:25配信

千葉日報オンライン

 千葉県習志野市の男性職員が2013年10月、月245時間の時間外勤務(残業)をしていたことが5日、分かった。開会中の同市議会定例会で、宮内一夫議員の一般質問に市が答弁した。過労死のリスクが高まる目安とされる月80時間の3倍を超える長時間勤務だった。

 市によると、男性の245時間残業は過去5年間の市職員で最多。男性は専門職で、事業計画策定担当だった13年10月に、策定締め切りが迫っていたため残業が長時間になったという。

 同市職員の当時の勤務時間は、現状と同じ午前8時半~午後5時15分。残業する際、課長など所属長に申請し承認を得なければならない。当時、男性の残業は上司が認めており、健康問題は起きていなかった。市川隆幸総務部長は「200時間を超えることを重く受け止めている」などと答弁した。

 残業を巡って、市が今年4~10月の全職員1051人の残業状況を調べたところ、月80時間以上は4月に最も多い46人おり、このうち27人は100時間超だった。6月には142時間残業した女性職員もいた。

 職員の残業を減らすため、市は今月1日付で「時間外勤務等の縮減に関する指針」を一部改正。これまで残業時間の制限は「原則月30時間以内」だったが、新たに上限として「80時間以内」を設けた。15日から市庁舎の午後9時一斉消灯を試行し、80時間以内を目指す。

 市職員労働組合連合会は、サービス残業を懸念するとともに人員不足解消の必要性を指摘している。