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老若男女そうめん争奪 「ソーメンガブー」熱く 鹿児島県喜界島

2017/12/6(水) 13:02配信

南海日日新聞

 鹿児島県喜界町の中里集落(野間昭夫区長、320世帯760人)に伝わるシマ(集落)遊び「ソーメンガブー」が3日夜、集落の旧公民館前広場であった。老若男女がそうめんの激しい争奪戦を繰り広げ、会場は熱気に包まれた。

 「ウヤンコー」(高祖祭、旧暦9月以降で最初の壬戌)から3日目の恒例行事。この日にそうめんを食べると無病息災が約束されると伝えられる。喜界島の各集落でかつて米や酒を持ち寄って住民に振る舞った行事がそのうち、そうめんを投げる行事に変わり、中里集落に残ったらしい。

 午後7時、青壮年団「中里まりろう会」(福島悟会長)が公民館の屋上や土俵のやぐらから約900袋のそうめんを投げ始めると、住民らも手踊りを返して「こっちに投げて」と猛アピールした。この行事は無礼講。見事キャッチしたそうめんを奪われないように隠す人もいた。

奄美の南海日日新聞

最終更新:2017/12/6(水) 13:02
南海日日新聞