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ルノー トゥインゴGT試乗|人間の五感に訴えかけてくる、ワクワクする楽しさ!

12/6(水) 19:34配信

オートックワン

ルノー・スポールが手を加えた200台限定のモデルを試乗!

リアエンジン・リアドライブで小気味よく街中を走り回れると評判のルノー トゥインゴ。そこにルノー・スポールが手を加えたのがトゥインゴGTだ。

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200台限定にも関わらず広報車両が用意されたので700kmほど借り出してみた。その結果、たくさんの“楽しい”思い出とともに、少々気になる点も散見されてしまった。

走りに振ったモデル、トゥインゴGT

トゥインゴはルノー・ジャポンの大黒柱のひとつで、2017年の販売台数の大幅躍進に少なからず貢献しているクルマだ。その魅力はキュートなスタイリングとともに、小回りが利くなどの実用性の高さが挙げられる。しかも、少ないパワーを思いきり使い切るという走りの楽しさも持ち合わせているのもポイントだろう。

4年前の東京モーターショー2013の時に、ルノーデザイントップのヴァン・デン・アッカー氏と話をしたとき、リア周りのデザインは往年の名車、5ターボを意識したという話を聞いていたので、当然走りに振ったモデルも登場すると期待していた。それに応える1台がこのトゥインゴGTなのである。

因みにアッカー氏は、もっとスポーツに振ったモデルも検討しているといっていたがはてさて。

ルノー・スポールが手掛けた範囲は多岐にわたる。

まずエクステリアで目に付くのは左サイドにあるエアインテークだ。これによりエンジンに流入する空気の温度を12%下げ、かつ、吸入量を23%向上させることに成功している。また、デュアルエグゾーストパイプも専用設計され、排気の流れや排圧を効率化し出力アップに貢献している。

そのトゥインゴGTのエンジンは、0.9リッターターボで、最高出力は109馬力、最大トルクは170Nmを発揮。別グレードの、トゥインゴZEN MT(5速MT)は、1リッターNAで最大出力は71馬力、最大トルクは91Nm。同じ0.9リッターターボを搭載するグレード、ZEN EDCやINTENS(ともに6速EDC)は最大出力90馬力、最大トルク135Nmの性能なので、いかに性能向上が図られているかがわかろうというものだ。その結果、時速0~100キロ加速は9.6秒、時速80~120キロ加速は8.3秒という俊足ぶりである。

当然足回りにも手が入っている。リアはスプリングとダンパーをチューニングし、40%剛性アップ。更にフロントもダンパーとスプリングを締め上げて40%剛性アップさせるとともに、スタビライザーも太いものに交換するとともに、ESCの制御も変更している。

ステアリングもバリアブルなギアレシオを採用。フルロックに近いところでは、当然タイヤは大きく切れ、中立付近では小さく切れることで、正確なドライビングが可能なギアレシオが採用されているという。

因みにルノー・スポールのマネージングダイレクターのパトリス・ラティ氏は、RR(リアエンジン・リアドライブ)モデルの開発はルノー・スポールにとって大変なチャレンジだったが、とてもバランスの良いファントゥドライブなクルマに仕立てることが出来たとコメントしているので、いっそう乗るのが楽しみになるクルマなのである。

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最終更新:12/6(水) 19:34
オートックワン