ここから本文です

既婚者なのにまだ「フラリーマン」の方へ 「家事分担」が離婚回避や長生きにまで繋がること知っていますか?

12/6(水) 17:40配信

マネーの達人

古くて新しい映画「ショーシャンクの空に」

「ショーシャンクの空に」という映画を思い出しています。

終身刑の非人道を描いた脱獄映画。日本では制度上存在しない終身刑という制度ですが、本当に死ぬまで服役するんじゃないんですね。

もうよぼよぼの老人になってから出所するんです。何もできないのに。

そして、刑務所内では友人がたくさんいたのに、出所後は孤立無援で生きざるを得なくなった元服役囚のおじいさんが、どうしようもできず首を吊ってしまうシーンが衝撃的でした。

公開は1994年と、もう20年以上も前になるんですね。古くて、新しい映画です。

まるで出所後の「粗大ゴミ」、「ぬれ落ち葉」、「わしも族」

これらの言葉が流行したのは、それよりも古い1980年代のことですってね。

私はまだ生まれたばかりですが、こちらも今なお生々しさを失わない言葉です。

1つめの「粗大ごみ」は「退職後に自宅でごろごろしている亭主」、2つめの「ぬれ落ち葉」と3つめの「わしも族」は「退職後に行き場がなく妻の行き先にべっとりとついてくる(離れない)亭主」をあらわしているとか。

まぁ奥さまにしてみたら「亭主元気で留守がいい」、最近では「亭主在宅ストレス症候群」ですもんね。

「夫源病」なんて言葉もあるようです。死活問題なのでしょうか。

夫が家事分担しない熟年夫婦は、離婚率が高い

このところは「フラリーマン」という言葉がはやっていると聞きます。

なんでも、企業の働き方改革のために、夕方早々と職場を「追い出された」サラリーマンたちが、自宅に帰らずにフラフラしているさまを揶揄した言葉だそうです。

自宅に帰らない理由は

「家事育児が億劫」

「家庭に居場所がない」

はたまた「妻が怖い」

なのでしょうか…。まるで終身刑の囚人が出所したみたい。

これが大損だというのが、この記事の主題です。

いや、フラフラしているときに使うはした金が勿体ないという話じゃあありません。(それも勿体ないのは事実ですが)だって死活問題ですもの。

教育学者の舞田敏彦さんが興味深い分析を公開してくれています。

それによると無職の高齢男性の家事分担率が低い都道府県ほど、離婚率が高いということです。

「働かなくて邪魔なだけなら、別れてしまえ」は主婦感覚で言えば当然なのですが、やっぱり人生の先輩方はそういった選択をとっているんですね。

なお海外では、家事分担する夫婦の方が離婚率が高いという国もあるようです。

ただキリスト教圏では結婚観がわが国とは異なるなど、各国にはさまざまな事情があります。

ですから、日本国内に限った舞田先生のご指摘は有用だと言えるのではないでしょうか。

1/2ページ

最終更新:12/6(水) 17:40
マネーの達人