ここから本文です

予想外の展開、山川保留 西武選手7年ぶり 評価ポイントで球団とズレ

12/6(水) 11:01配信

西日本スポーツ

 西武は5日、メットライフドームで16選手と契約更改交渉を行い、自己最多の23本塁打を放ちシーズン終盤は4番に定着した山川穂高内野手(26)が希望額との開きがありサインしなかった。西武の選手が保留したのは中島(オリックス)、涌井(ロッテFA)らが保留した2010年のオフ以来で7年ぶり。栗山巧外野手(34)は6000万円減の1億3000万円、浅村栄斗内野手(27)は5500万円増の2億1000万円でそれぞれサインした。 (金額は推定)

【写真】「さすがだな」山川、スコアボード上部直撃! 140メートル弾

 写真撮影の小道具もそろうなど、笑顔ずくめとみられた山川の会見は予想外の展開となった。「(サインは)してません。来年また4番を勝ち取るためにも、1年に1度しかない場で妥協して納得しないまま押せないなと」と話した。

 今季は躍進した1年だった。終盤から1軍で4番に定着。8月以降に19本塁打を量産し、4年ぶりAクラス(2位)の原動力に。規定打席には届かなかったが自己最多の23本塁打を放ち、11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では侍ジャパンの4番を務めた。

 それだけに「例年は、契約してもらうだけでありがたいと思っていた。でも今年は自分に自信があった。全試合は出ていないが、確実に2位に貢献した強い気持ちがあった」という自負があった。2位争いがヤマ場を迎えた8月から2カ月連続月間MVPに輝いただけに、思いは強い。

 提示は希望する今季の推定年俸1600万円からの倍増付近に届かなかったとみられる。打撃成績についての評価ポイントに、球団とのズレがあるもよう。「決めているところ(金額)がある。それ以下だったら押さない」と決意を示した。

 鈴木球団本部長は「(78試合の)試合数を考えた中では、最大限以上の評価をしている。ただ143試合の評価とは違う」とし、条件見直しは「熟考したい」と述べた。レオの新大砲が臨む次の交渉が注目される。

西日本スポーツ

最終更新:12/6(水) 12:02
西日本スポーツ