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実業団バスケ高木佑佳がミス・ユニバース静岡大会へ

12/6(水) 12:10配信

日刊スポーツ

 美の祭典「2018ミス・ユニバース・ジャパン」静岡大会FINALが11日、グランディエール(葵タワー4階・シンフォニー)で開催される。ファイナリスト15人が「知性・感性・人間性・内面・自信」の5つで審査され、静岡代表を決める。実業団バスケットボールチーム「イカイフローラ」所属の高木佑佳(22)は自信を持てない自分を変えるために出場を決意した。変わった姿を披露し、静岡NO・1の座を狙う。

【写真】高木を含む、15名のファイナリストたち

 高木は、すらっとした手足を生かし、華麗に踊る。コンテスト当日はダンスショーを披露するため、表情は真剣だ。ファイナリストの中でもひときわ小顔で、177センチの身長が見せる抜群のプロポーションに関係者も思わず息をのむ。「これまでバスケしかやってこなかったので、周りとの差に焦りもありますが、やるからには1番になりたいです」と決意を口にした。

 祖父忠俊さん(享年82)の言葉が背中を押した。高木は幼い頃からおじいちゃん子だった。しかし、今年8月、祖父が他界した。生前、お見舞いに行った時に話してくれた言葉が、高木を動かした。「後悔しない生き方はできない。でも、後悔が少ない生き方をしなさい」。

 これまで、妹が応募したモデルのオーディションには1度も行かなかった。しかし今回は知人から静岡大会のことを教わり、初めて自分で申し込み、参加した。高木は「人前に出るのが苦手で、Wリーグも断ったのはそれが原因かも。でも参加して、少しですが変わってきました。自信を持てるようになりたいです」と話した。

 高木の母俊美さん(47)は、00年に廃部し、女子バスケットボールWリーグの前身の日本リーグに所属した日本興業銀行の選手だった。母と同じ舞台に立つことを目標に小学5年から競技を始め、大学卒業時にはWリーグのチームから声がかかった。しかし、「自信がなかった」と辞退し、イカイに就職した。

 また大学2年のときに、友達に誘われてヘアモデルを経験した。ウェブ上に公開された自分の姿に「人ってこんなに変われるんだ」と驚きを隠せなかった。その後もモデルの依頼はあったが、高木は「私にモデルが出来るはずないと思い、踏み出せなかったです。それにバスケをすることが家族や周囲への恩返しになる」と当時は考えていた。

 1度は2つの夢が手の届く位置まで来たが、自分の手で離してしまった。高木は「挑戦しないよりした方が良いと思えるようになった。私でも変われる。成長した姿を見せたいです」と強い女性をランウエーでアピールする。【大野祥一】

 ◆高木佑佳(たかぎ・ゆか)1994年(平6)12月17日、福岡県北九州市生まれ。小5からバスケを始め、緑丘中から折尾中に転校し、中2で全中8強。東筑紫学園-山梨学院大。14年に関東女子選手権で同大の初優勝に貢献した。趣味は料理。家族は両親、妹2人、弟。177センチ。血液型B。

最終更新:12/6(水) 12:23
日刊スポーツ