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会宝産業、BCtAに加盟 国連開発計画が承認

12/6(水) 2:01配信

北國新聞社

 会宝産業(金沢市)は5日、国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」への加盟が承認されたと発表した。国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、主体的に取り組む企業として選ばれた。同社によると、中小企業では国内初の加盟となる。

 会宝産業は中古車の解体、部品輸出を手掛け、世界85カ国で事業を展開している。ブラジルではリサイクル工場を建設し、現地の政府と連携して人材育成や技術提供に取り組んでおり、豊富な自動車リサイクルの海外展開と社会性が国連に評価された。

 会宝産業の取り組みには金沢工大が共同研究でサポートした。同大経営情報学科の平本督太郎講師によると、同社がBCtAに加盟したことで、国連が持つ世界的な情報、人的なネットワークを活用できるメリットがあり、ビジネスの拡大が見込まれるという。

 金沢工大によると、2008年から始まったBCtAの加盟は会宝産業で国内11社目で、これまではパナソニックや旭化成、伊藤忠商事など大手企業だけだった。会宝産業の近藤高行社長は「リサイクルという静脈産業の裾野拡大に努め、社会貢献の役割を果たしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:12/6(水) 2:01
北國新聞社