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金沢21世紀美術館、一水会金沢展が開幕 具象絵画、新境地目指す

2017/12/6(水) 14:20配信

北國新聞社

 第79回一水会金沢展(一水会、北國新聞社主催)は6日、金沢21世紀美術館で開幕した。風景や人物、静物などをモチーフにした187点が並べられ、具象絵画の新境地を目指して制作に打ち込む作家の意気込みを伝えた。

 一水会の小川游(ゆう)代表の「峠の春・知床」をはじめとする中央基本作品と受賞作、地元作家による意欲作が展示された。一水会は写実主義を掲げる一方、近年は作家の精神性が感じられる作品を重視しており、今年は作家の思いが反映された作品が多く並んだ。

 玉虫(たまむし)良次運営委員の「プラットホーム」は、手前に昭和の人々や駅構内の様子を描き、奥には現代の市街地を配して、時の流れを感じさせた。石川県一水会出品者協会長も務める山本勇運営委員(小松市)の「白(はく)雨(う)」は、インドの密林の中にある寺院がモチーフだ。岩山を切り開いて大きな寺院を建立した人間の限りない力を示した。

 開場式では、久保田辰男運営委員、久保幸男北國新聞社取締役事業局長があいさつした。10日までで、入場料は800円。

北國新聞社

最終更新:2017/12/6(水) 14:20
北國新聞社