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青森市いじめ審議会本年度中に報告書作成へ

12/6(水) 23:12配信

Web東奥

 青森市立浪岡中学校2年の葛西りまさん=当時(13)=が昨年8月、いじめを訴えて自殺した問題で、市いじめ防止対策審議会は6日、新委員による初会合を東京都内で開いた。会長に選任された野村武司弁護士(埼玉弁護士会)は、会議後の報道陣の取材に、自殺の背景などに関する調査結果をまとめた報告書を本年度末までに作成する考えを示した。

 審議会の前委員は5月末に任期満了で全員退任し、県外の専門家6人に交代した。前委員は報告書原案を作成済みだったが、野村会長は「報告書原案は資料の一つ。原案に基づく再調査ではなく、審議を一からやり直していく」と話した。近く遺族と面会する意向も明らかにした。

 会議は2時間弱にわたり非公開で行われ(1)いじめの有無に関する事実関係(2)死に至った過程や背景(3)再発防止策-の三つの項目について調査・審議することなどを確認した。

 報告書の作成時期については「調査結果を活用してもらうためにも」(野村会長)、りまさんの同級生が卒業する本年度末をめどとした。

 会長以外の委員は次の通り。

 伊東亜矢子・第二東京弁護士会弁護士=会長職務代理者、和久田学・大阪大学大学院連合小児発達学研究科特任講師、前島康男・東京電機大学理工学部教授、天笠崇・代々木病院精神科科長、中谷敬明・岩手県立大学人間福祉学科教

東奥日報社

最終更新:12/7(木) 8:39
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