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【特集】「珍しい野菜」で攻める 脱サラ農業女子の奮闘

2017/12/6(水) 15:06配信

MBSニュース

神戸で農家に転職した38歳の女性がいます。フレンチレストランなどで使われる珍しい野菜を栽培して、売り上げを伸ばしています。そんな彼女のスタートを支えたのは兵庫県が運営する農業学校です。農家になって4年、すでに黒字を達成しているという彼女の奮闘ぶりを取材しました。

「カーボロネロ」「マイクロリーフ」「ナスタチウム」・・・

神戸市北区淡河町。三宮から車で30分のところに畑はあります。

Q.なんていう野菜ですか?
「カーボロネロという黒キャベツなんです。アメリカとかヨーロッパでは結構食べられているお野菜です」(森本聖子さん)

森本聖子さん(38)は農家を始めて4年目です。育ているのは聞きなじみのない珍しい野菜がほとんどです。

「マイクロリーフは1枚でお料理に飾るような。これはナスタチウムと言ってどちらかというとハーブの分類に入るんですけど、ヨーロッパでは食べるみたいです」(森本聖子さん)

森本さんは6年前、当時勤めていた旅行会社を辞めて農家を目指しました。森本さんが農家になったきっかけは家庭菜園でした。

「薬味系あるじゃないですか、オオバだったりちょっとした小さい野菜、ラディッシュとかをちょこちょこ買うのがめんどくさくて。植えちゃえばという感じで」(森本聖子さん)

Q.旦那さんは?
「少し面白そうにしてましたね。反対というよりはそう来たかと」(森本聖子さん)

出荷にやってきたのは三宮にあるフレンチレストラン(Matsushima)です。

「カーボロネロときょうのエディブルたちです」(森本聖子さん)
「はじめの出会いはイチゴでした。びっくりしますよ、香りが。全然香りが違う。鮮度が良いと香りとか、水分量が全然違う」(シェフ 松島朋宣さん)

森本さんが朝摘みしたカーボロネロと黒大根がランチに使われていました。

「甘いです。キャベツよりもっと甘いと思います」(お客さん)

利益率の高い野菜を育てる

現在、森本さんは200平方メートルほどの農地を年間4万円で借りています。ここで100種類以上の野菜を育てていて、農業を始めて3年目の去年、初めて黒字になりました。

「普通に生活できるくらいにはなりました」(森本聖子さん)
Q.働いていたときと比べては?
「と、比べたら落ちてます」

とはいうものの売り上げは1年目の4倍になり、ここまで順調にきています。農地が狭いながらも少しずつ売り上げが伸びているのは利益率の高い野菜を育ているからだといいます。森本さんが利益率を考えるのは学校で教えられたことが基になっているといいます。

「『楽農学校』でそのときいた指導員が言っていたのは野菜がお金に見えなあかんよ」(森本聖子さん)

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最終更新:2017/12/6(水) 15:06
MBSニュース