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トランプ氏弁護士、大統領による司法妨害はあり得ないと主張

12/6(水) 13:28配信

Bloomberg

トランプ米大統領の弁護士らは6週間前に、司法妨害に関する法律が大統領に適用されるかどうかの調査にあまり時間を費やしていないと述べていたが、前大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン被告の有罪答弁を受け、説明をがらりと変えた。

大統領の法律チームはコミー前連邦捜査局(FBI)長官をトランプ大統領が解任したことを司法妨害と見なすことができるかどうかはもはや問題ではなくなったと主張。大統領に司法妨害の嫌疑を掛けることがそもそも不可能だとしている。

法律専門家の間では、トランプ大統領がツイートで、フリン氏がFBIにうその供述を行ったことをコミー氏の長官解任時に知っていたと示唆したため、トランプ氏の法律上の危険は劇的に高まったと指摘されている。トランプ氏がフリン氏への追及を阻むためにコミー氏を解任したのなら、司法妨害に相当すると専門家らは言う。

ホワイトハウスは従来、その問題を回避してきたが、ここにきてトランプ氏の弁護士は、それが現実的に意味を成さないと主張し始めた。トランプ氏の個人弁護士のジョン・ダウド氏は記者団への発表文で、大統領は「最高法執行責任者」だと表現し、憲法に定められた執行権の下では司法を妨害することはあり得ないと主張した。

事情に詳しい関係者によると、トランプ氏の弁護士らは大統領は誰でも解任できる権限があるため、不純な動機がなければ大統領による解任は司法妨害と見なされないというのが大方の法学者の見方だと判断。コミー氏解任でも捜査を停止させることにはならないと弁護士らは主張していたという。

原題:Trump Lawyers Try to Take Obstruction Charges Off the Table(抜粋)

Shannon Pettypiece

最終更新:12/6(水) 13:28
Bloomberg