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【ボクシング】日本拳法パンチ炸裂か、村田諒太は尾川のKO勝ちを予測

12/7(木) 6:30配信

イーファイト

 12月9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われるIBF王座決定戦には前日本王者で、世界スーパー・フェザー級4位の尾川堅一(29=帝拳)が、同級5位の技巧派サウスポーのテビン・ファーマー(27=米)と拳を交える。

尾川と那須川がバチバチのスパーリング

 今年9月、IBFが、世界スーパー・フェザー級4位の尾川と5位のファーマー側にタイトルマッチの対戦交渉を指示。IBFの同級ランキングは王座はジェルボンタ・デイビス(米)だったが、今年8月の防衛戦で計量失格(試合には勝利)で空位となり、1位と2位も空位、3位のビリー・ディブは辞退のため、4位の尾川にチャンスが巡ってきた。尾川は世界初挑戦となる。 

 25勝(5KO)4敗1分のファーマーはKO率は低いが技巧派でディフェンスに長ける。尾川は22勝(17KO)1敗とKO率74%の強打者。

 この一戦は、10日(日)午後0時20分からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信するが、村田諒太の予測インタビューがWOWOWを通じて記者向けに発表された。

■村田の尾川評は

村田「天性の瞬発力があり、倒すボクシングをするので華がありますね。彼は日本拳法出身なので、それを土台にした独特のリズム、踏み込みの速さがあるんです。そしてストレート系のパンチで倒す。左フックでKOしたこともありますが、ベースは右です」

■相手のファーマーはサウスポーの技巧派という点については

村田「相手のパンチを外して隙をついて打つ、そんなタイプ。KO率が低い(30戦25勝5KO4敗1分)けれど、逆にここが厄介、フルラウンドを戦って勝つだけの技量があるということなので。KO率が低くて勝率が高い選手には、やりにくい選手が多いですね」

■デビュー当初、ファーマーの戦績は12戦7勝4敗1分、それ以後は18連勝中。そんな相手に、尾川の理想的な展開は?

村田「尾川はステップインが速いので、それを相手が読めないうちに(パンチを)当ててダメージを与えること。悟られる前に当てたいですね。序盤の三つ(3ラウンド)が大事です。あとは恐怖心を与えること。そうすれば出て来られなくなるし、ガードも下げられなくなるので」

■逆にイヤなパターンは?

村田「尾川のパンチが当たらず、逆に相手に余裕がある場合ですね。打とうとして躊躇してフェイントをかけ合っているときに軽いパンチをもらってしまうというのが最悪のパターン」

■どんな結果を期待するか

村田「今回の試合は“尾川のスピードとパワー対ファーマーの技術”という分かりやすい構図です。僕は5ラウンドまでに尾川のKO勝ち、12ラウンドまで行っても判定勝ちと予想します。できることなら勢いのあるうちに倒してほしいですね」

 果たして尾川の日本拳法ベースの右ストレートが炸裂し、村田の予測通り世界王座奪取なるか。

最終更新:12/7(木) 16:22
イーファイト