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神戸市会の政活費不正防止へ 印刷物全量を確認

12/7(木) 6:30配信

神戸新聞NEXT

 神戸市会の政務活動費(政活費)不正受給問題で、同市会の主要5会派は6日の代表者会議で、政活費が使われる印刷物の全部数を事務局職員が現物確認する手順を盛り込んだ再発防止策を了承した。職員の負担を考慮し、深夜の納品など一定の条件では写真や納品書を提出すればよいとする例外を置いた。同市会は規定を改定し、早期の実施を図る。

 8月に辞職した元市議は、実際に印刷した部数よりも多い部数を発注したとする領収書を知人の印刷業者に作らせ、政務活動費を水増し請求していた。こうした不正を防ぐため、北川道夫議長は10月、納品された全部数を現物確認する案を代表者会議に提案し、議論を続けていた。

 この日は、印刷物の新聞折り込みを委託する場合やインターネット印刷通販の場合は、配布明細や納品書を提出すれば現物確認の必要はなく、納品が深夜となる場合も印刷総数と印刷内容が分かる写真を提出すればよいとする例外を盛り込んだ修正案を議論し、各会派が了承。市民が閲覧可能な政活費関連の書類は全ての書類をインターネット公開することとし、請求書や納品書も新たに対象とした。

 一部の会派から提案された「政活費の2割削減」も検討したが、了承は得られなかったという。北川議長は「額を削減するのではなく、議員は政活費を使って勉強したり活動したりすることで、市民にお返しをするべきだという話になった」と説明した。(森本尚樹)

最終更新:12/7(木) 7:44
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