ここから本文です

父親が覚醒剤で逮捕 浅野忠信にふりかかる“不肖の親”の業

12/7(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった一人の父ですので、今は父のことがとても気がかりです――」

 人気俳優・浅野忠信(44)の父親で、浅野所属の芸能プロ「アノレ」社長の佐藤幸久容疑者(68)が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕。浅野は所属事務所の公式サイトで冒頭のようにコメントしたが、浅野のほか加瀬亮(43)や新井浩文(38)など同事務所所属の俳優たちの仕事への影響が懸念されている。

「くしくも、息子の浅野がフジテレビ系の連ドラ『刑事ゆがみ』で刑事を演じている最中のこと。タイミングは最悪です。今のところドラマ撮影に変更があるという話にはなっていないものの、事務所社長の逮捕だけに、所属俳優たちは本当に何も知らなかったのか? という疑いの目を向けられる。

 5日に時代劇の完成披露試写会に出席した所属俳優の三浦貴大も質疑応答には応じないなど、すでに仕事に悪影響が出ている」(テレビ関係者)

■息子の才能を見いだした父だが……

 浅野の俳優デビューは1988年のドラマ「3年B組金八先生」で、これは父親の佐藤容疑者の勧めでオーディションを受けたのがきっかけだった。

 かつては石倉三郎のマネジャーも務めるなど芸能界の生活が長い佐藤容疑者が息子の才能を見いだしたからこそ、ハリウッドでも活躍する浅野の今がある。

「子どもを芸能界に入れようとする親には、自身が果たせなかった芸能界への夢を子どもに託すタイプも多いですが、うまくいけば金儲けしようという不純な動機を持っているタイプもいる。このタイプのひどいのになると、着エロやAVを娘にやらせて、出演料は管理名目で取り上げ、必要経費だとか言って遊びほうける親もいて本当にどうしようもない。当初は子どもに夢を託していても、売れて金持ちになることによって後者のタイプになるケースもザラ。子どもが稼ぐギャラでぜいたくを始めて身を持ち崩したり、家庭を崩壊させたり、離婚と再婚を繰り返すなど迷惑をかけ続けている親もいます」(芸能リポーター)

 浅野の父親が、どのタイプだったのかはこれから判明していくだろうが、所属プロのスタッフは「昔から数日間、事務所に来ないことはありました」などと取材に明かしている。

 佐藤容疑者が逮捕された渋谷の道玄坂の付近は都内でも職質が厳しい地域で知られている。事務所社長という立場でありながら、危機意識もなく深夜にうろついていたのは相当にタガが外れているのは間違いないが、浅野は「家族として何か寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしたいと考えていきます」とコメントを発表した。

 しかし、「浅野以外にも人気俳優が多いだけに、逮捕がきっかけで他プロへの移籍が進むのは避けられないでしょう」(芸能関係者)。

 子は親を選べないだけに業が深い。