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【インドネシア】損保ジャパン、中国五菱向けに自動車保険

12/7(木) 11:30配信

NNA

 損保ジャパン日本興亜のインドネシア法人、損保インシュランス・インドネシアは6日、中国の上汽通用五菱汽車(SGMW)向けにブランド保険の投入を発表した。インドネシアで自動車メーカー専用のブランド保険を取り扱うのは、日産自動車とダットサンに続き2社・3ブランド目。
 自動車保険の商品名は「ウーリン・インシュランス」。来年1月から、SGMWの自動車購入者を対象に提供する。事故の当事者でない第三者を補償する第三者傷害保険(TPL)の補償額が1,000万ルピア(約7万8,500円)の「シルバー」と、同2,500万ルピアの「ゴールド」の2種類の保険商品を提供する。ゴールドの車両保険は、シルバーの補償枠に、洪水・地震などの自然災害、テロ・サボタージュなどで被保険者や自動車が損害を受けた場合の補償も加わる。
 保険料は、インドネシアの金融監督庁(OJK)の規定に準じて、車種や車両の購入地域に応じて定めている。損保インシュランス・インドネシアの関係者によると、「ゴールド」の場合で年間400万~550万ルピアという。
 自動車ディーラーだけが扱うことができるブランド保険は、一般の自動車保険商品に比べて補償の範囲やサービスを拡充していることが特長。損保インシュランスは、「ウーリン・インシュランス」の加入者向けのサービスとして、24時間年中無休のコールセンターを開設、新車購入から6カ月以内であれば、全損事故が発生した場合に新車購入時と同額を補償する「新車補償特約」を付与する。
 このほかSGMWは、全国に50カ所展開する正規ディーラーの修理場で、走行距離(5,000キロメートル~5万キロメートル)に応じた定期メンテナンスを、部品交換も含めて無償で提供する。車両が自走できなくなった場合のレッカーサービスや、事故現場への緊急駆けつけサービスも行う。
 損保インシュランス・インドネシアの自動車保険料収入は、今年1~9月に前年同期比2倍の3,610億ルピアに伸長。全商品の保険料収入(9,560億ルピア)の伸び率である13%に比べ、飛躍的に伸びている。
 黒木達也副社長は「ブランド保険に限らず、一般の自動車保険商品を取り扱う自動車ディーラーを1軒ずつ開拓していることが、保険料収入の拡大につながっている」と説明。インドネシアでは日本に比べ、ブランド保険の市場はまだ小さいものの、「中長期的な需要の拡大に備えて、今から実績を積んでいきたい」と語った。

最終更新:12/7(木) 11:30
NNA