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〔NY外為〕円、112円台前半(6日)

12/7(木) 7:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク外国為替市場では、中東情勢の緊迫化に対する懸念を背景に安全資産としての円買いが優勢となり、円相場は1ドル=112円台前半で堅調に推移した。午後5時現在は112円24~34銭と、前日同時刻(112円52~62銭)比28銭の円高・ドル安。
 トランプ米大統領は前日、イスラエルやパレスチナ、アラブ諸国の首脳と電話会談を行い、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、米大使館をテルアビブから移転する意向を伝達した。これにアラブ諸国が一斉に反発し、中東の地政学的リスクの高まりが意識される中、海外市場では円高・ドル安がじりじりと進行。ニューヨーク市場は112円17銭で取引を開始した。
 朝方に発表された米経済指標では、オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)調査の11月の民間就業者数が市場予想とほぼ一致。一方、7~9月期の労働生産性統計で示された単位労働コストは予想の上昇に反して低下したが、いずれの統計に対しても相場はほとんど反応しなかった。
 午後には、トランプ大統領がイスラエルの首都としてエルサレムを承認すると正式に発表したほか、つなぎ予算をめぐる議会審議の難航で一部の政府機関が9日に閉鎖に追い込まれる可能性を警告したため、ドルを買い戻す動きは限られ、円は終日112円台前半で強含みに推移した。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1791~1801ドル(前日午後5時は1.1820~1830ドル)、対円では同132円38~48銭(同133円07~17銭)。

最終更新:12/7(木) 9:27
時事通信