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【オーストラリア】〔オセアニアン事件簿〕イクシスLNG、作業員が事故死で遅延

2017/12/7(木) 11:30配信

NNA

 国際石油開発帝石(INPEX)がオーストラリアでオペレーターを務めるイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトでこのほど、作業員の男性(56)が死亡する事故が起き、操業開始が遅れているもようだ。グローバル・コンストラクション・レビューが伝えた。
 事故は北部準州(NT)ダーウィンにあるブラディン・ポイントで、11月29日夜に発生した。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューによると、他の作業員は事故から2日後に同ポイントに戻ったが、事故現場などに入ることはまだ認められていないという。
 日本の企業による過去最大の海外投資であり、LNG関連では初の大規模プロジェクトであるイクシスは操業開始が遅れており、現時点では来年3月の予定だ。工期の遅れなどに伴い、建設費は当初の見込みから10%以上増えて370億豪ドル(約3兆1,800億円)前後に膨らんでいる。
 だが、調査・コンサルティング会社ウッド・マッケンジーのアナリストは、3月の操業開始は「非常に楽観的」であり、「早くて来年半ばごろになる」との見通しを示した。
 イクシスLNGプロジェクトを巡っては、エンジニアリング大手UGLと同社を傘下に置く建設大手CIMICグループが撤退している。

最終更新:2017/12/7(木) 11:30
NNA