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任天堂の狙い通り?「ポケ森」と「とびだせ どうぶつの森」の相乗効果について

12/7(木) 14:12配信

IGN JAPAN

任天堂の狙い通り?「ポケ森」と「とびだせ どうぶつの森」の相乗効果について

「どうぶつの森」シリーズ初めてのスマホアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」(ポケ森)は11月22日から配信され、初週に1500万回以上ダウンロードされたことがわかっている。収益面では約1000万ドルと「ファイアーエムブレム ヒーローズ」の約3分の1に留まっているが、「ポケ森」にはゲーム専用機との相乗効果もあるようだ。


「どうぶつの森 ポケットキャンプ」画像・動画ギャラリー


「とびだせ どうぶつの森」が日本を席巻して、3DSがその影響でようやく本格的に普及しはじめたのは2012年11月と、今から5年前のことだ。本作は超ビッグセラーとなり、国内ではパッケージ版のみで280万本を突破している。
「とびだせ どうぶつの森」は発売から5年が経過した今でも頻繁に国内の販売本数ランキング(メディアクリエイト調査)に登場しており、平均約2000から4000本程度売れ続けている。だが、「ポケ森」が配信した翌週にはいっきに1万本まで増え、11月27日~12月3日の週は1万3000本も販売されている。5年も前のゲームにしては脅威的な数字だが、その背景に「ポケ森」の存在があることは明らかだろう。



任天堂は2016年4月28日の決算説明会にて、「どうぶつの森」のスマホアプリについて「ゲーム専用機事業との相乗効果を生み出すアプリとして、開発を進めていく」としていたが、まさにそういった相乗効果が得られている。
2016年に「Pokémon GO」が世界的に大ヒットした際も、「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」および「ポケットモンスター X・Y」が再び売れ出した。「ポケットモンスター サン・ムーン」が発売するとこれも爆発的に売れ、任天堂の⾼橋伸也は2017年3月期の経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会の質疑応答にてこれについて以下のように述べている。
「スマートデバイスは、特にタブレットのように⼤きなものは、⼩さなお⼦様 にも触っていただきやすく、任天堂の IP(知的財産)に接していただきやすいデバイスだと認識しており、スマートデバイスとゲーム専⽤機の間に相乗効果を⽣み出せるように考えています」



「どうぶつの森」シリーズの最新作がNintendo Switchに登場すればさらなる相乗効果に期待できそうだ。今のところそのような発表はないが、これも時間の問題だろう。
「とびだせ どうぶつの森」はIGN(英語)のレビューで9.6点を獲得している。「ポケ森」は8点のスコアを獲得したが、IGN JAPANでは本作の一部を疑問に思うコラム記事も出ている。

Esra Krabbe

最終更新:12/7(木) 14:12
IGN JAPAN