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<パリ国際見本市>「メードイン岐阜」世界へ

12/7(木) 9:50配信

毎日新聞

 岐阜県は来年1月、フランス・パリで開催される国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」にブース出展する。今年1月に続いて2回目。県内14社が英国の著名デザイナーと連携開発した72商品を一堂に集め、地場産品の販路拡大や岐阜ブランドのイメージアップを図る。【岡正勝】

 県は昨年6月、英国の著名デザイナー、セバスチャン・コンラン氏と協定を締結。地場産品の商品開発に協働で取り組んでいる。前回は試供品の展示だったが、今回は具体的な商談も視野に入れた商品展示を考えている。

 新たに4社と13商品を開発した。「日進木工」(高山市)のダイニングテーブルをはじめ「サンクラフト」(関市)「長谷川刃物」(同)のマルチピーラーやはさみ、「作山窯」(土岐市)の陶磁器など。前回に続き出展する10社の59商品もブラッシュアップして展示する。

 メゾン・エ・オブジェはインテリアや家具などの国際見本市で世界最大規模を誇る。前回の県出展は1400件余の問い合わせがあり、雑誌などに取り上げられたという。来年1月19~23日に開かれる会場で、県は注目度が高いとされる最新デザイン発信ゾーン「ホール7NOW」に出展。ブースデザインもコンラン氏が手掛ける。

 県庁で記者会見したコンラン氏は「メードイン岐阜がすばらしいデザイン、技術を持つブランドだと世界中に知ってもらうのがミッションだ」と強調。県内企業との商品開発についても「良い経験になった」と述べた。

 古田肇知事は「コンラン氏とのモダンなデザインと県内産業の伝統技術のコラボレーション。海外ならではの用途やデザインの着想が新しいビジネスチャンスを生むのではないか」とし「商品化に向け正念場。恵まれた流れの中で岐阜ブランドが動こうとしている」と期待を寄せた。

最終更新:12/7(木) 9:50
毎日新聞