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ブラジル中銀が利下げ、金利過去最低の7% 2月の追加引き下げ示唆

12/7(木) 6:26配信

ロイター

[サンパウロ 6日 ロイター] - ブラジル中央銀行の金融政策委員会(COPOM)は6日、政策金利(SELIC)を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低となる7.00%とした。利下げはおおむね市場の予想通り。

利下げ幅は、2016年10月以降で725bpに達した。

中銀は声明文で、来年2月の次回会合で、より小幅な追加利下げを行う可能性を示唆。利下げサイクルの最終局面が近づく中、25bpの利下げが実施されるとの見方が強まった。

ただ、COPOMは声明文で「今回のガイダンスはこれまでよりも、基本シナリオおよび各リスクのバランスの変化から影響を受けやすいとみている」と説明。「今後、委員会は景気循環における金融政策の実施において注意が必要と現時点では判断する」とした。

この見解は、政府が緊縮政策の導入に苦心し、インフレが政府目標を依然として下回る中、経済の緩やかな回復に不透明感があることを浮き彫りにした。

議員らは肥大化した社会保障制度の改革に抵抗してきたが、連立政権は12日までに年金改革法案の下院採決を行う予定だ。格付け会社は、同国国債の格付けにとって鍵になるとみている。

キャピタル・エコノミクスの新興市場チーフエコノミスト、ニール・シアリング氏はリポートで「議員らは、政府がクリスマス休暇前に年金改革法案を通過させることができるかどうかに注目しているようだ」と指摘。「法案が通過すれば、金融緩和の締めくくりとしての25bp利下げの可能性が高い。通過できなければ、今回の利下げが現サイクルでの最後になるだろう」との見方を示した。

前週のロイター調査によると、大半のエコノミストは2月に25bpの利下げを予想している。

*内容を追加します。

最終更新:12/10(日) 15:37
ロイター