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財産差し押さえ免れるため4億円隠匿 元社長に有罪判決

12/7(木) 11:40配信

神戸新聞NEXT

 会社の財産差し押さえを免れるため、預金を従業員の銀行口座に移すなどしたとして、強制執行妨害と国税徴収法違反の罪に問われた兵庫県加古川市の建築工事会社「上路Style(スタイル)」(破産)の元社長(52)の判決公判が7日、神戸地裁であった。市原志都裁判官は懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、2014年9月~16年11月、債権者らによる同社の財産差し押さえを妨害する目的で、会社の資金約2億8400万円を従業員の銀行口座に移したり、顧客に本来とは別の口座に工事代金を振り込ませたりして、計4億円を隠した。

 市原裁判官は「確定申告を3期怠るなど納税意識も希薄」と指摘した上で、「会社の破産など一定の制裁は受けており、社会内で更生の機会を与えるのが相当だ」と述べた。

最終更新:12/7(木) 11:46
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