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広がる米国への怒り=無策の自治政府にいら立ち―パレスチナ

12/7(木) 6:43配信

時事通信

 【エルサレム時事】エルサレムをイスラエルの首都と認めるトランプ米大統領の発表を受け、パレスチナ人の間では米国への怒りや、無策のパレスチナ自治政府へのいら立ちが広がった。

 
 東エルサレムに住む数学教師ナディア・サレームさん(32)は「今回の発表は1967年の第3次中東戦争以降続いているイスラエルによる占領を支持しているということだ」と述べ、イスラエル寄りの姿勢を鮮明にするトランプ氏を批判。一方、93年のオスロ合意後の和平交渉で、常に妥協してきたパレスチナの指導者らにも非があると指摘した。

 同じく東エルサレム出身でイスラエルの工場で働くサミール・アリさん(35)は「米国はいつだってイスラエルの良き友人だ」と指摘。今回の決定に驚きはなく、パレスチナ人の生活状況に変化はないだろうという見方を示した。ただ「私たちは反応できるほど強くない。そのことにいら立ちを覚える」とやりきれない怒りを見せた。 

最終更新:12/7(木) 6:49
時事通信