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外壁はく落のマンション 住民が提訴

12/7(木) 12:11配信

神戸新聞NEXT

 神戸・三宮の高層マンション「アパタワーズ神戸三宮」(20階建て)の住民らでつくる管理組合が、「外壁タイルがはがれ落ちたり、下地から浮いたりしたのは、建築時の施工不良が原因」と、施主のアパホーム(金沢市)や建築下請け会社など計3社を相手取り、補修工事費用など約2億4千万円の損害賠償を求める訴えを7日、大阪地裁に起こした。

 訴状などによると、同マンションは2005年9月に完成。15年3月に14階バルコニーのタイルが幅約1・5メートルにわたってはがれ、4階ベランダに落下した。管理組合から補修を委託された建築会社が調査(今年6月)したところ、外壁の14・86%が、タイルのはく落やはがれやすい「浮き」の状態で、建物南側では割合は35・75%にも上ったという。

 一方、アパホーム側は「経年劣化」と住民らに説明し、補修工事を求めても応じていないという。神戸新聞社の取材に「対応を協議しており、コメントは差し控えたい」としている。

 住民女性(66)は「施行不良としか思えない。住民の安心や安全を考えて、対応してほしい」と話した。

 同マンションは07年5月に耐震強度偽装が発覚。神戸市の調査で、建物全体の十数%に当たる約500の部材で、鉄筋の量が足りないなどの強度不足が分かり、14年4月に耐震補強工事が完了した。(篠原拓真)

最終更新:12/7(木) 12:26
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