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佐藤健、土屋太鳳は「到底できない芝居を求められていた」と回想

12/7(木) 16:34配信

シネマトゥデイ

 俳優の佐藤健が7日、都内で行われた『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月16日公開)のプレミアムイベントに登壇。岡山県在住の夫婦の実話に基づく本作で、実在の人物を演じた佐藤だが、最近は人間ではない役が多かったといい、「久しぶりの人間役はどうでしたか?」と問われると思わず苦笑い。「そろそろ人間を演じないと俳優生命が危ういと思って……」と会場を沸かせた。

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 結婚を目前に病に倒れ意識不明となった女性と、その婚約者の8年間にわたる歩みを佐藤と土屋太鳳のダブル主演で映画化した本作。佐藤は回復の見込みがたたない恋人・麻衣(土屋)を献身的に支え続けた中原尚志を演じる。

 尚志役を引き受けた経緯について佐藤は「ドキュメンタリーを観たときに衝撃を受け、これはぜひ多くの人に届けないといけない作品だと思ったんです」と説明。実際に本人にも会ったといい、「ドキュメンタリーの映像で拝見した尚志さんと実際にお会いした尚志さんのイメージが全くぶれていなかった。ああ、ぶれない人だなって感心しました」と回想する。

 演技の際にも尚志さんに近づくため、自然体の演技を心がけたと述べ、「芝居をしているんだけど芝居をしていない、日常の延長線上にいるような演技を心掛けていました。そういう指導はそもそも周囲からあったわけでなく、周囲もそうした方がいいと、理想が僕と同じだった」とコメント。

 「究極に肩の力を抜いて現場にいたような気がします」と話す一方、麻衣を演じた土屋に対しては劇中と同じように土屋の苦悩に寄り添ったといい、「本当に難しい芝居、僕だったら到底できない芝居を要求されていた。だから僕も彼女が力を発揮できるような環境づくりを心がけていました。彼女の心の中にある引っ掛かりを取り除くこと、それだけを現場で考えていました」と佐藤。

 尚志さんと麻衣さんの恋愛についても「8年間待っていて大変だなっていう感じじゃなく、8年間支えていたことがむしろ幸せだったんじゃないかと思う」と持論を展開。その後も岡山ロケの思い出話などを感慨深げに語っていた。(取材・文:名鹿祥史)

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は12月16日公開

最終更新:12/7(木) 16:54
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