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小平「タイムを見るのが楽しみ」8日開幕W杯ソルトレークは記録が出やすい高地

12/7(木) 6:08配信

スポーツ報知

 【ソルトレークシティー(米国)5日=林直史】スピードスケートの小平奈緒(31)=相沢病院=が、来年2月の平昌五輪で金メダル本命の女子500メートルの世界記録更新へ、手応えをつかんだ。W杯第3戦(カルガリー)で世界記録の36秒36まで0秒17差と迫り、8日開幕の第4戦に向けて会場で調整。リンクの状態を確認し、「結構滑る感じはしたので、この氷を乗りこなしたい」と好感触を得た。

 好記録が期待できる条件は整いつつある。スピードスケートでは標高が高いほど、記録が出やすいとされる。第3戦では標高約1000メートルのカルガリーで36秒53の日本記録を樹立。ソルトレークシティーはさらに300メートルほど高く、数々の世界記録が生まれている高速リンクだ。第3戦では途中まで世界新ペースだった1000メートルのレース中に転倒して首を痛めるアクシデントもあったが、心配されたコンディション面も、「ムチ打ちの感じがまだちょっと残ってますけど、レースには間に合うかなとは思ってます」と経過は良好だ。

 ただ、環境が変わっても試合に臨むスタンスは変わらない。「あまり意気込みすぎず、いつも通り、その土地のリンクを楽しむような気持ちでいけたら」。今季はレースに出場した国内外の4会場全てでリンク記録を更新。着実にステップを踏んでいるからこそ「しっかりゴールまで滑りきって、タイムを見るのが楽しみ」と、自身への期待感もある。楽しみ、乗りこなす。その先には500メートルだけでなく、1000メートルでも記録更新が見えてきそうだ。

 ◆女子短距離の世界記録 500メートルは五輪2連覇中の李相花(韓国)が2013年11月16日に出した36秒36。1000メートルはブリタニー・ボウ(米国)が15年11月22日に1分12秒18をマーク。ともにソルトレークシティーで記録されている。日本記録は2種目ともに小平で、500メートルが36秒53、1000メートルで1分12秒51をカルガリーで出している。

最終更新:12/7(木) 6:08
スポーツ報知