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まだ間に合う!クリスマス直前「歌垣風呂」で新しい恋はいかが?

12/7(木) 10:00配信

デイリースポーツ

 「歌垣(うたがき)」。なにやら雅やかなイメージを思い浮かべる方もおられるだろうが、わかりやすく言えば古代の合コン。男女が山や市などに集い、互いに和歌を詠み交わしたり踊ったり、気の合ったカップルはそのままどこかへ消えてしまったりと、今から見てもかなり開放的な行事だったようだ。その歌垣が現代によみがえったのが、男湯と女湯に分かれ、声と歌だけで相手を選ぶ「歌垣風呂」だ。

 お風呂屋さんの湯船につかりながら「恋のお題」に沿って、五・七・五・七・七の短歌を詠んでもらう。参加者は、短歌を詠んだことのない人がほとんどだが、ひと工夫された出題の仕方で、気軽に詠むことができるという。その場でいいと思った歌を決め、顔合わせしたときに互いの歌を選んでいれば、カップル成立というわけだ。その「歌垣風呂」が12月9日に、和歌発祥の地ともいえる奈良で開催される。

 2年前から各地でこのイベントを主催しているのが、観光家/コモンズ・デザイナーの陸奥賢さんだ。中央が仕切られているのに天井はつながっているというお風呂屋さんだからこそ、匿名性を保ったユニークなイベントができると思いついたという。

 参加条件は20代から40代の独身男女。顔バレしないよう、男女で集合場所を変える念の入れようから本気度がうかがえる。これまでのカップル成立率は驚異的なのだとか。当日は観光客でにぎわう奈良町の一画にあるレトロなお風呂屋さん「新花園温泉」で歌を詠んだあと、近くの町家を借り切って夕方まで懇親会。参加費は1人2500円(入浴料・軽食飲料代含む)。

 参加希望の方は直接、陸奥賢さんへ(メールアドレス mutsu_satoshi@ybb.ne.jp)。詳細はFacebookのイベントページ(https://www.facebook.com/events/1563626773704998/)。ただし参加者の匿名性を保つため、くれぐれも「参加ボタン」を押さないようにしてほしいとのこと。当日の様子は後日詳報予定。(デイリースポーツ特約記者・鹿谷亜希子)