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フィギュア・宮原&新葉、ロシア平昌除外で最強の敵欠場も!?…五輪メダル争い勢力図激変

12/7(木) 5:05配信

スポーツ報知

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日に名古屋・ガイシプラザで開幕し、男子ショートプログラム(SP)が7日、女子SPは8日に行われる。ロシア選手団の平昌五輪(来年2月、韓国)除外を受け、宮原知子(19)=関大=や樋口新葉(16)=日本橋女学館高=は6日、公式練習後、困惑を隠せなかった。女子シングルスはロシア選手の不参加が決まれば、日本のメダル獲得の可能性が広がる。

 平昌五輪の前哨戦となるGPファイナル会場は、朝から困惑した空気に包まれた。右中足骨骨折で欠場したエフゲニア・メドベージェワ(18)に代わり、直前に繰り上がり出場が決まった宮原は、ロシアの派遣禁止決定を受け、「自分のことで精いっぱいで考えられない。演技するのは自分一人なので、自分に集中しないといけない」と素直に語った。一方で「どの国の選手も五輪には出場して欲しいという気持ちはある」と、アスリートの立場から心境を告白した。

 女子はロシア勢がトップに君臨する。世界選手権連覇中で、世界最高得点を保持するメドベージェワが金メダル候補。昨季世界ジュニア女王のアリーナ・ザギトワ(15)も力をつけている。今季の得点ランキングワンツーを独占し、10傑にロシア選手が5人もいる。ロシア勢の不在は勢力図に大きな変化をもたらし、日本女子のメダルの可能性が広がる。メドベージェワと友人の樋口は、「(一緒に出たいと)強く思っているけど、出られたとしても出られなかったとしても、そのことは考えすぎないようにしたい」とした。

 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュアスケート委員長は、「個人戦は出られると思うけど、団体戦は厳しいかもしれない」との見解を示した。10日にはファイナル会場で平昌五輪団体戦出場国によるミーティングが予定され、「そこまでにISU(国際スケート連盟)が、どうするか判断するかもしれない」との見通しだ。ソチ五輪ではロシアが金メダル。日本は5位だった。団体戦でも日本の表彰台の可能性が出てくる。

 昨季後半は左股関節の疲労骨折で休養。11月のGPシリーズNHK杯で11か月ぶりに実戦復帰し、同2戦目のスケートアメリカ優勝で完全復活を印象づけた宮原。「今シーズンは試合数が少ないので場数を踏むというか、チャンスなので思い切って行きたい」。代表入りを決めるため、まずは2年連続2位のGPファイナルで力をアピールする。

最終更新:12/7(木) 5:06
スポーツ報知