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平昌五輪 メダル勢力図激変 露不参加「32種目影響」

12/7(木) 7:55配信

産経新聞

 国際オリンピック委員会(IOC)が5日の理事会で、ロシア選手団の来年2月の平昌五輪出場を認めない決定を下した。クリーンな選手の個人資格での参加は認められるが、どれだけの選手が厳格な参加条件をクリアできるかは未知数。スポーツ大国の除外で、大会の勢力図は大きく書き換えられそうだ。

 前回ソチ五輪で計33個のメダルを獲得したロシア。IOCによる検体再検査で25人の違反が発覚、計11個のメダル剥奪が決まったが、強国には違いない。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は直近の世界選手権の成績に基づき、平昌五輪では「全102種目中、32種目がロシア選手の不参加で大きな影響を受ける」と報じた。

 動向が最も注目されるのはフィギュアスケート。女子は世界選手権2連覇のメドベージェワが金メダルの最右翼だが、この日は自身の出場について明言を避けた。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「個人として出られるなら、同じアスリートとして戦ってもらいたい」と冷静に受け止めた。

 スピードスケートでは男子500メートル世界記録保持者のクリズニコフが、国際スケート連盟から薬物違反で2年間の出場停止処分を受けた「前歴」があり、出場はできない。スキーの男子距離やバイアスロンなども強いが、違反者が続出しており、出場は見通せない。

 団体競技ではアイスホッケーが金メダル候補だった。タス通信によると、出場を要望してきた国際アイスホッケー連盟のファゼル会長は「ロシア側の反応を待ちたい」と話した。

最終更新:12/7(木) 11:46
産経新聞